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痔の治療の種類


痔の治療の種類


痔の進行状況に応じて、適した治療方法は違います。
詳しくは医師に相談してください。

痔の初期の段階では、生活習慣の改善と薬物の投与で治ります。
その治療を続けても痔核からの出血が改善されない場合や、
痔核の脱出をくり返す場合には、外科的療法が必要になります。


1.生活習慣の改善

痔の治療の基本は、痔の原因となる生活習慣を改善すること。
どの段階の痔であっても、大切なことです。

痔が治ってからも、再発を防ぐために、生活習慣に気をつけましょう。


・便秘をしないように気をつける

・下痢をしないように気をつける

・トイレで強くりきまないようにして、排便は3分以内に

・おしりをいつも清潔に保つ

・毎日おふろに入る

・腰を冷やさないようにする

・長時間の座りっぱなし、立ちっぱなしはやめる

・辛いもの、アルコールなどの刺激物は控える

・食物繊維や水分をしっかりとる

・手軽にできる運動を、毎日行う

・ストレスをため込まないようにする


生活習慣の改善で、激しい痛みを伴う痔でも1〜2週間で
自然に痛みが止まることもあります。

それでも痛みが持続する場合は、
その他の痔の治療方法について医師と話し合いましょう。

※患者様の状態や症状によって治療内容は違います。



2.お薬での治療

・外用薬

坐薬や軟膏などの外用薬は、出血や痛み、腫れなどの症状を抑え、
また便をスムーズに出すための潤滑油の役割を果たします。


・ステロイド系

炎症や痛みを抑える、効き目の強い薬。

血栓性外痔核や嵌頓(かんとん)痔核など、
激しい痛みがあるときによく使われます。


・ビスマス系

止血作用があり、出血が多いときに用いられます。

即効性がありますが、効き目が強いので症状がひどいときにだけ使います。


・その他

続けて使うときは、ステロイドやビスマスを使っていない薬を用います。

作用は弱めで即効性はあまりありませんが、
副作用が少ないので長期的に使うのに適しています。


・内服薬

便をやわらかくする軟便剤などが使われます。
薬に頼らず、生活習慣を改善して自然な排便リズムを作ることが大切です。

※患者様の状態や症状によって治療内容は違います。



3.外科的治療

痔核の大きさや位置、重症度など、痔の症状はひとりひとり違います。

どの治療法を選択するかは、
症状に合わせて医師とよく相談して決めてください。
ここでは代表的な治療法方をいくつかご紹介します。


・半導体レーザー

レーザーで内痔核を固めて縮小させる方法です。

痛みを感じない内痔核に使われる方法です。

周囲を傷つけることのない安全な方法で、
日帰りまたは短期の入院で処置できます。

外痔核をともなう場合には向きません。

結紮切除術やゴム輪結紮術などと併用することもあります。


・注射硬化療法

注射硬化療法は患部に硬化剤を注射して、痔核を硬化、縮小させ、
出血を止める方法です。軽度の内痔核に適した治療法です。

注射は直腸内の痛みを感じない部分にするため、麻酔の必要はありません。
注射をするだけなので外来で治療を受けることが可能です。

また、止血効果は高いのですが、
いぼそのものを完全に消滅させる効果は弱く、
脱出のひどい内痔核、外痔核、硬くなっている内痔核、
切れ痔、痔ろうを治すことはできません。

熟練した医師でないと深刻な合併症を起こす危険性もあり、
また出血を抑えるという一時的な治療法なので、
治療後も再発防止のため保存療法を確実に行う必要があります。


・ゴム輪結紮法

ゴム輪結紮法は内痔核の治療に広く使用されており、
特殊な器具を使って、痔核の根元にゴム輪をかけるというものです。

1〜2週間ほど時間が経過すると、
ゴムで縛った痔核は壊死して排便中に排泄されます。

この治療法を行えるのは内痔核のみで、痛みは伴いません。
しかし、病状を解消するために通常1回以上の処置が必要となります。

また、外痔核を伴う場合や、大きすぎる内痔核、
注射療法などで硬化してしまった内痔核などは適用外となることがあります。


・結紮切除術(半閉鎖法)

結紮切除術(半閉鎖法)は、現在最も一般的に行われている手術で
出血や突出を引き起こす痔核を手術によって切除します。

まず皮膚を切って痔核を露出し、痔核に血液を送っている血管を縛ります。
そして、痔核のみを切除します。

切除した後の傷口は、縫い合わせて閉鎖します。

手術自体は15分から30分くらいで終了します。

基本的に日帰り手術が多く、その場合は入院の必要がありません。


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